ハリハリのブログ

人に見せても良いと判断した思想感情を記録しておくための保管庫

意識高いと言われるのが怖かった ~ヨガツイートに関する葛藤~

どーも、朝活が楽しくなりすぎた結果かるい過労(+季節の変わり目による体への負担)でダウンしましたハリハリです。


それでもなんだかんだ朝ヨガ朝活は続いています。
午前中のパフォーマンスが上がる(副次的に過労になりやすいので注意)のと、細々した雑事をまとめて片づけられて達成感が味わえるのはやっぱり良い。
最近30分の朝活にしてみたんですが、私にとってはちょっと長いみたいですね。20分が集中して区切れる時間のようです。

 

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さて、このエントリでヨガに関する記事をあげるのは3記事目か4記事目だと思います。
書くからには読んでほしいという気持ちがあるのでTwitterに通知を入れるじゃないですか。そのたびになんかチリッとする不快感を感じていたんですよね。
なんだべな~と考えて、やっと正体がつかめました。

 

「意識高いwww」って思われるのが怖い。

 

私のTwitterアカウントはアイコンとプロフで一目瞭然のオタクアカであり、つぶやいている内容もだいたいそんなかんじです。リアルで知っていて相互フォローしている友人もごく少数の例外を除いてみんなオタクです。ハリハリがオタクがオタク語りをするためのアカウントです。ミュージカルを観た直後が死ぬほどうるさいミュオタのアカウントです。
わりとフェミニズム関連とかにも言及しちゃうときがある程度に、あんまりウケを気にせずつぶやいています。

 

それなのに、なぜかヨガのことを話すときにものすごく抵抗感があったんです。
「意識高い発言ウザい」って、友人たちに思われるんじゃないかと怖かったから。冷めた視線を送られることを無意識に想像して、知らないうちに緊張していました。


……で、ここから「マジョリティ集団から排除されてきたオタクコミュニティがもつ排他性」みたいな話をしてもいいのですが、私は基本的に自分の身一つでどうこうできない話をするのは好きではありません。
私を「意識高いwww」と笑う人や、そう思わせる空気みたいなものを殴れば被害者ぶれるかもしれないし気は晴れるでしょうがそれって根本的な解決にはなりませんよね、なのです。
そもそも実際にクソリプなどの実害があったわけでもないので、現状はただ私が怖がっているだけ。


じゃあなぜ怖いのか。
他人の目が怖い?それならとっくの昔にオタクやめてるだろって話です。私はほぼ物心ついたときにミュオタになってしまい方向転換をせずに今日まで生きてきたオタクです。いろいろと葛藤はありましたが、自分の感性と知性を裏切るとろくなことになんねえと思い知ったので開き直ってオタクをやっています。
ハリハリは自分の感性と知性を信じるという方針で生きている。だからフェミ系の話もメインアカウントでできる。それなのになぜ、ヨガの話には抵抗感があるのか。
ヨガが好きだ、楽しいという感覚が本当に自分のものであるという確信がないから、という仮説はどうでしょう。「意識が高いw」状態なのではないかと自分で自分を疑っているから怖いのではないか。
逆に言えば、自分への疑いが晴れればこの不快感は晴れると考えていいでしょう。フォロワーや読者がどう思うかは向こうの勝手です(ドライモンスター)。


ではハリハリの言動のどのあたりが意識高い系と類似するのかを見ていくと、これは明白。この2か月という短期間でヨガ関連の記事を何本も上げていること。

朝ヨガってやつをはじめました。
ねじってねじってお腹をへらす
ヨガは成長を求めないのかもしれない

毎日更新のブログならともかく、週一以下ベースのブログとしては明確に多いです。Twitterにも同様に「ヨガ行ってきた」旨のツイートをしており、意識高い系の承認欲求やマウンティング行動を想起させます。


しかし、それは実情と合っているのか?
ハリハリがヨガについて語るのはアピールでありマウンティングである、とするとやはり違和感が否めません。
なぜならヨガに言及しているのがこのブログでありオタクTwitterアカウントだからです。アイコンが瀬戸健太郎だからです。


これがもしもFacebookで「ヨガ行ってきました!」だったり、丁寧な暮らしを指向している風なブログでのアピールだったのなら意識高いマウンティングである傍証になったでしょう。しかしオタクコミュニティにおいてヨガしてますアピールはどちらかというと悪手です。地位向上が目的だったならむしろ隠すか、別のプラットフォームでやるべき話です。こんな風にわざわざ考えるまでもなく明らかなこと。
むしろ自分のカーストを下げるかもしれないとわかっていて、ハリハリはヨガについてのエントリを書きTwitterに投稿した。自分のオタク語り用のプラットフォームで。なぜか。

なぜなら。


ハリハリはヨガ沼にはまっているから。
ヨガがハリハリの旬ジャンルだから。

 

意識が高くなったんじゃなく、意識高いアピールをしてるんでもなく「ジャンル:ヨガ」にハマっただけだった。これが真相。出そろっている状況と一切矛盾しない結論はこれだけです。
観てきたミュージカルについて言葉を尽くして語るのと同じテンションで、ヨガについて自分の思うところを語っていたわけです。沼ったらとりあえず放送日(レッスン直後)はうるさくなるだろ。そういうことだよ。
アカウントを分けるなんてことはしたくない。ミュージカルも黒バスも松もユーリも雑多に語るオタクアカウントでヨガについて語っちゃいけない道理はありません。アカ分け面倒だし、思考の流れが切れるのもったいないじゃないですか。

……よかった。私は私だった。

つまるところ私が@harimarinアカウントですでにミュージカル感想と腐妄想と通常感想と日常ツイを全部ぶちこんでいる以上、そこにヨガがジャンルとして新たに加わることは軸のぶれにはあたらない。もちろんマウンティングなんかじゃないしカースト向上のためのアピールでもない。
「意識高いw」と揶揄される謂れはまったくないですね。なんか言われたら笑顔で中指を立て、「人の趣味に文句つけんな」と申し上げることにいたしましょう。

上でも言いましたが、私は私の感性と知性を信じることにしています。きっちり理論が立ったので、もうこの件についてはよっぽどの反証が出てこないかぎり迷いません。無罪です。ヨガはいいぞ。

 

 


余談

このエントリではカースト向上のためのアピールやマウンティングは悪いこと・恥ずかしいこととして扱っていますが、必ずしもそうじゃないことは理解しています。
……が、「マニア」的な意味でのオタクが外側の目を気にしてアピールに腐心しはじめたらそれはオタクとしての自殺だし、最初からその意図でオタクコンテンツを愛好するならやっぱりオタクとは性向が違う人々なのではと感じます。なんていうか、SNSがあっても簡単にはつながれないからオタクなのだし、だからこそ同好の士が尊いのだし、自由な世の中と出会いの場(イベントやSNS)がありがたいわけで。

 

余談2

攻に肩を抱かれながらカメラ目線で舌をだし中指を立てて「人の趣味に文句つけんな」って哂う花宮真が浮かんだんですが超かわいくないですか。攻は瀬戸だと最高ですがわりと誰でも素敵だと思います。誰かイラストにして……。