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遙かなる時空の中で7 全体・キャラクター別感想 

ネオロマンスの人気シリーズ最新作「遙かなる時空の中で7」の全ルートプレイが終わりました~!

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体験版もあるので、ちょっとでも気になる人は触ってみてください。

www.gamecity.ne.jp

 

遙か7のネタバレ無しのおすすめポイントについては以下の記事がおすすめです!(いつも楽しく読ませていただいてます~!)

www.homeshika.work

 

では以下、感想です。思うところを書き散らしていくかたちになります。気になるところだけ拾い読みしちゃってOKです。

当然ながらネタバレたくさんあります!

 

 

 

 

 

 

 

 

遙か7全体について

与する陣営の異なる八葉と各ルートのボス

今回の遙か7は戦国時代末期、関ヶ原の戦い1年前から物語がスタートします。八葉には西軍(真田幸村直江兼続)と東軍(黒田長政柳生宗矩)の両陣営が含まれ、兼続のセリフじゃないですが呉越同舟っぷりがすごい。

本来なら敵同士である者が共闘するシナリオで納得感のある敵を用意するのってけっこうテクニカルなのですが、さすがはコーエーテクモ、見事に納得感のあるルートボスを配置してくれましたね。

紹介するぜ!

一人目!内乱って最高に国力が弱くなりマース!内憂外患とはこのこと、国ごと奪ってワタシが神になりたいカピタン!

二人目!秀吉死すとも恨みは消えず!理不尽に殺された恨みは理不尽に殺すことでしか癒せない、復讐の鬼ターラ!

三人目!大名どもはそもそも全員臣下です!足利こそが日の本の正統統治者、時計の針を逆回ししたい平島義近!

いや~、攻略してて三人が出そろったとき感動しましたもん。外国勢力、乱世の被害者、乱世前に戻したい奴。戦国時代がいかに転換点だったかがよくわかるラインナップです。

そして彼らが全員「いまの日の本と民はどうなってもいい」と思っているので、関ヶ原の陣営がどっちであろうと八葉にとってこいつらは敵なんですよね。団結してこいつらをボコる理由がある。戦闘ありのアドベンチャーゲームとして非常に良い敵キャラたちでした。

 

現代と戦国を行き来できるギミック

私は遙かシリーズを1,3,6,7しかプレイしたことないんですが、時空飛んでから現代にもわりと任意で戻ってこられるのは7が初めてでした。

正直これめっちゃエグい展開に使えるだろとわくわくしましたね。現代に戻ってる間に取り返しつかないくらい時間が進んで(たとえば関ヶ原前からいきなり大阪夏に飛んじゃうとか)愕然とするルートひとつくらいあるだろと思ってた。無かった。

それはそれとして、現代にちょこちょこ帰れるおかげで、令和のモノに触れて驚いたり喜んだりする八葉を見るのは楽しかったですね。オペラグラスにうっきうきする兼続さん好き。まだアイテムイベント全部見てないので、時間見つけてコンプしたいです。

 

過去の因縁についての説明を省かない

長政も言っていましたが、「戦は何十年、何百年もの因縁があって起きてしまうもの」です。どっちにも言い分とか理由とか義とかがある。一方(とくに負けたほう)を悪者にしたり、愚者として描くのはかんたんだしウケもいいんですが、遙か7では史実人物は徹底的にリスペクトをもって扱っていたのでうれしかったです。

これぞ令和の歴史ゲーよ。あっぱれじゃ(誰だ)

 

関ヶ原から逃げなかった

五章の富士で龍脈正したら一回ED流れるじゃないですか。あれのせいで「おや、もしや今回の遙かは個別ルートはエピローグのみなのかしら?」という淡い期待を抱いたんですよね。いや、ボリューム的にそして恋愛ゲームとしてはあっちゃならねえんですが、でもほら、そのさきは関ヶ原だってわかってたじゃないですか。

めでたしめでたし。あとは推し八葉といちゃいちゃしようね。

遙か7、完!

みたいなのでも…いいかなって…。

まあだから六章始まって三成が出てきたあたりで心臓がキュッってなりましたよね。あかんこれ関ヶ原やるわと。その時の叫び(ふせったーになげたもの)がこちらです。

遙か7なんですが、コーエーテクモーーーーー!!!!これFE風花雪月じゃねーかーー!!!!#悲鳴

もういつミルディン大橋がくるかとドッキドキしてました。ネオロマだから八葉を殺すことにはならんだろと信じてはいましたが非常に心臓に悪かった…。

もちろんこの「天下分け目の大戦」があるからこそ八葉との絆も深まってエンディングが感慨深いんですけれどもね。

そうそう、関ヶ原の趨勢をどのルートでも史実と同じにしたのは意外でした。そのタイミングで死ぬ人が死ななかったり(秀信とか)はしましたが、徳川の世が来ることは変えなかった。西軍側のルートだったら三成方が勝つって展開もあるかなと思っていたんですが、それをやらずにほぼ史実通りの流れになっても顔をあげて生きる八葉を描いてくれたの素敵でした。

(後で調べたら、遙かシリーズは基本史実を大きく変えない形でストーリー進行するのが不文律らしいですね。素敵)

 

八葉について

ここからは八葉一人一人についての感想とかルートについて考えたこととかです。私が攻略した順番で書いていきます!

 直江兼続(地の白虎)

大河ドラマ真田丸」で村上新悟さん演じる直江兼続にハートを撃ち抜かれていたので、遙か7の八葉にいると聞いてウッキウキしていました。共通ルートでもアイスに感動してんのがかわいかったので、初回で攻略。

富士での龍脈浄化前から「君と米沢に行けたなら…」って言ってくれるし、五章終わりでプロポーズしてくれるし、こう、チャンスがあったならきっちり捕まえてくるかんじも好きでした。大人ではあるけれど、感情を隠したり押し殺したりはしない人。そこに長政や宗矩との違いをかんじます。

三成がらみのイベントはCV竹本英史さんのお芝居も相まって苦しくなりました…。その後数か月、仕事はしながらもカピタンへの怒りと憎しみを抱きっぱなしだったのゾワッときます。カピタン討伐しないで死ぬことになったら兼続のほうが怨霊化しそうな雰囲気でビビったわ…。

好きなイベントは「いつか実現する世界」。みんなが腹いっぱいの握り飯を食べられるような世界が、兼続にとってどんなに遠く眩しいのかがよくわかるシーンでした。米どころになった米沢の写真を見て希望を抱く様が、本当に美しかったし支えたくなった。兼続ルートでの神子が他ルートに比べて武家の女っぽくなるのは納得なんですよね。支えがいのある人物です、直江兼続

ところで、神子が兼続に種芋あげるシーンで「じゃがいも!?まずいですよじゃがいもは警察が来る*1」と思って日本へのジャガイモ伝来がいつなのかWikipediaしてみたら慶長三年(遙か7本編の1年前)なので、ギリ米沢に伝わることもあり得るタイミングでした。コエテクすごい。

 

黒田長政(天の白虎)

自分に厳しく他人にも厳しい正論マン。銃剣で神子のあごを持ち上げる最初のスチル、好きです。

自分に天から与えられた役目(大名や八葉)を全うすることを常に最優先し、泣き言も言わないし手は抜かないしもちろん投げ出さない。世の理や流れを良く知っていて、自分のするべきことのために役立てることができる。悪徳ではない敏腕弁護士・政治家ってかんじだなあと思ってます。それがよく表れているのが長政ルートの神子強奪や、幸村ルートでの陽動ですね。商人屋敷のパワハラ陽動大好き。

一方でふわラテが好きなの、チャーミングですよね…。かわいい。あんまりかさばらないからある程度の量は戦国に持ち込めてるといいな。

ところで温泉スチルがえっちすぎてけっこう動揺したんですが、他の神子様がたはいかがでしたでしょうか?

 

柳生宗矩(地の玄武)

朴訥な人かと思ったら、一度タガが外れると人前でのいちゃつきに最もためらいがないタイプだった。けっこう肌に触れるシーン多いよね。武蔵くん、手紙音読させてホントごめん。プレイヤーは止めてあげたかった。

シナリオとは関係ないんですが、彼の確率即死術がルートのボスにも効いてしまう仕様はあれでいいのか。助かりましたけど。

活人剣のエピソードを、神子を人の世に取り戻す手段として使うというプロットは綺麗でしたね…!もともとすごく強かったのが、理由を得て神業レベルに強くなる話好きです。鬼の一族という生まれと、背負い経験してきた苦悩にがんじがらめになるターラを宗矩が解き放って(切り離して)あげる流れとも呼応していました。ターラが天に還るシーン、美しかったな…。

(辛口感想)

ところでシナリオへの苦言になってしまうんですが、宗矩のもつ"鬼の一族の力"の描き方についてはちょっと思うところがあります。

鬼の一族が人間と共存していこうとしてきたのはいいことだし、その過程で血が薄まって力に差がなくなるのも自然なことです。ただ、隔世遺伝的に鬼の力が先祖返りした宗矩が「人間と一緒に生きていくために基本その力を縛っておく」というのはマジョリティの平穏のためにマイノリティが配慮している構図なんですよね(黒人が足が速いのを隠すみたいな)。

宗矩の立場からすれば妥当な決断ですし、まだあの世界の人たちも鬼の一族を力ごと受け入れる準備はできていないので仕方がないこととは思います。とはいえ物語的には誰か(家康とか神子とか)に明確なフォローを入れてほしかった。すまないな、の一言でいいから。生まれ持った特徴を隠すのは、それがどんな特徴であれ悲しいことです。ターラの親のような「力を振るって弱い人間どもを支配してやろう」を否定することと、生まれ持った強い力を無いものとするのは話が別。

もっと言うと、"人間と同化していく"が本当にいいことなの?という観点もあるわけで(マジョリティと同化すればハッピー、だと多様性の否定そのもの)。本当に鬼の一族は扱いが難しい。それでもシリーズ通して逃げずに扱い続けているルビーパーティには頭が下がります。遙か無印でイノリが詩紋に忌避意識向けたときの描写とか素晴らしいですよ。(辛口ここまで)

 

佐々木大和(地の朱雀)

体験版までだとそんな好きじゃなかったんですが、第三章以降のイベントでぐいぐいプレイヤーの好感度を上げてきた男。キュンキュン度では今回の八葉で最高でした。超かっこいい。

現代で大和の家の状況が描写されたとき、めっちゃ反省したんですよね。想像してたよりかなり親子関係が酷い状態で、大和のあの態度がむしろ環境を考えれば頑張っているほうだったのだとわかって、申し訳なくなりました。無意識のうちに、「そんな周りや親とそりが合わないくらいでひねくれちゃってー。心開きなよー」みたいに、大和の苦しみを小さく見積もっちゃってたんですよ。たぶんゲーム内の神子もそうだったんじゃないかと思うのですが。酷いし失礼なことをしてしまったと頭を抱えました。ごめん大和。ネオロマは大事なことを教えてくれる。

信用できる人々に囲まれ、打ち込めるものを見つけた大和の伸びやかな成長ぶりは見ていて気持ちよかったですね。どんどんいい男になっていく。プレイヤーがもっともメロメロ(死語)にさせられたのは大和ルートでした。後半からどんどん柔らかく、ちょっと幼ささえ感じるような口調になっていったのが印象的でした。本来はこういう子だったんだなあって。大和の笑顔立ち絵、かわいいですよね。

お父さんと決別しに行くシーンは、まさに令和のゲームだなあとドキドキしながら見ていました。きちんとまっすぐに自分のことと自分がしたいことを語る大和はとても格好良かったですし、お父さんが、かつては日本でも元服などの人生の節目で行われていた「新しい名前を与える」をしてくれたのが大変に美しかった。最後の最後に背中を押してもらえてよかったね。

親子であっても理解し合ったり仲良くしたりする必要はなく、距離を置いて自分の人生を歩めばそれでいい。相手の健康と安寧を祈ることができるなら尚良い。遙か6の秋兵(同じく地朱雀)でも親子関係がテーマになっていましたが、一歩進めてきたかんじですね。

スチルについて。大和は自分名義のスチルだとかわいかったりおもしろかったり系の顔をしてることが多いんですが、他の八葉や全体のスチルだとすごい綺麗な顔してること多いです。かっこいい男だ。

 

宮本武蔵(天の朱雀)

しゃべるたびにほっこりするね!

めげるししょげるけど食って寝たら忘れる、恨みも怒りも悲しみも溜め込まない、人の善い側を見ようとする真の陽キャtheポジティブ人間でした。誰からも好かれるように見えるけど、武蔵くんが武蔵くんであるだけで自分に負い目を感じてしまうようなタイプの人間は武蔵くんに苦手意識を持つので、万人からは好かれないし何なら理不尽に誰かから恨まれてると思う。

大和のあとにやったので、お父さんが出てきたときは「お、どんな朱雀対比が!?」と思ったら凄い勢いでスルーしててびっくりした。人を恨まなすぎる。似たような環境にあっても、その人の性質によって乗り越えるべき課題は変わるんだなあと感心しました。

武蔵くんのシナリオを振り返ると、彼は常に目標を自分の外側に持っているのが印象的です。大和がどちらかというと今・現在「良い・正しい・そうするべきだ・充実する」と感じることをやり続ける結果として人間/剣士としての成長があるのに対し、武蔵は「父上のようになりたい」「師匠のようになりたい」「姫様に憧れてきた」という感じで周りに目標を見つけ、それに自分を近づけていくというプロセスをとっています。天地朱雀の対比は何よりも、どういう「動機・プロセスで天下の剣豪になるのか」に現れているんですよね。(この性質が悪い方向に出ると大和は刹那主義になり、武蔵はあいまいな目標に向かって無茶をすることになる)

ところで武者修行後の武蔵を一発で認識した長政さま、いい上司。

 

天野五月(地の青龍)

ネオロマじゃなかったらヤンデレ描写が濃ゆく描かれたに違いないお兄さん。私はこういう男すきですよ。欲しいものに対して手段は選ぶな。エンディングの会話が完全に束縛系の彼氏で半笑いになってしまった。

彼と神子の関係については「そんな高いところにいないで もう一度この地上に帰るんだ!」がすべてみたいなところがありますよね。手の届くところにいてほしい、そばで笑っていてほしい、束縛は愛ではないとしても毎日顔が見たいくらいは願わせてほしいし、天高いところにいるお前と愛情を交わすのは難しすぎる…というところでしょうか。非常に人間らしくていいっすよ、星の一族の能力バンバンに使っててチートではあるんですが。

神子が白龍になっている間の描写もすごく良くて、「神は人間を区別しないから識別記号である名前を認識できない」「見ることはできるが触れることはできない」「個別の人間に影響を与えたり交流することもできない(一帯に雨を降らせる、とかがせいぜい)」…というかんじで、スケールと世界の認識差みたいなのが描写されてたのがすごい好みでした。人間の単純上位互換のかみさまもいいですが、こういう「上位存在になるがゆえにできないこと(する必要がないこと)が発生している」という設定の描写はおもしろいです。

三成については三成本人のパートで。

 

阿国(天の玄武)

体験版を先にやっておいたので、製品版やったら阿国がとにかく神子を戦国に連れていくまい、戦に巻き込むまいと誘導しているのに気づいた時はほほえましくなりましたね。やさしい人だ。

阿国ルートのテーマを私がまとめるなら「本当の自分自身を生きるとはどういうことか」という表現になります。戦国大名の息子にしてはえらく現代的。

  • 武将から舞手へのジョブチェンジ(仕事)
  • 異性装(服装)
  • 複数の名を同時に持つ(名前)
  • 性格も阿国のときとコウ・光慶のときで異なる(性格)

いわゆるアイデンティティにかかわるものを複数重ね合わせでもち、そのことに葛藤しているのが阿国なんですよね。

昼間は偽物・仮初・本来の役割ではないと思っていた阿国としての生き方を神子が肯定して背中を押し、夜には隠され逃げている光慶を神子が慰め受け止める。両方の生き方を認められたことで、阿国=明智光慶が「ややこしいけどどちらも私」と言えるようになる流れはすごい綺麗でしたね。

ミュージカル「ラ・カージュ・オ・フォール」や「キンキーブーツ」を思い出しました。あれも生まれ持った身体とは逆の性別の衣装を身にまとう人々のアイデンティティの物語です。

阿国についても「人を楽しませるための舞もいいけど自己表現としての舞もいいね」というような気付きがあったように、とにかく複数の価値観やあり方を丸ごと受け入れよう、というのが阿国ルートだなと感じました。だから最終的にすごく現代的な「個人」として生きていくことになる。

阿国のシナリオはスチルが全体的に艶やかで色気があって美しく格好よくってドキドキするんですよね…。眼福度の高いルートでした。

 

真田幸村(天の青龍)

あの…ヤバかったですね。

ちょっとこのルートについては私の語彙力がかなうかどうか…。精一杯つとめますが。

今回の八葉は全員天地の対比が綺麗なんですが、天地青龍は頭一つ抜けているクオリティだと感じました。ラストがもう真逆だもんね、「神域で永遠の幸せを得る二人」と「人になった神が愛する人と束の間の幸せを味わってやがて死ぬ」。白龍になった神子を名前を呼んで取り戻すシーンのスチル、見事に構成(視点の位置)まで対比になってたよ…。

シナリオを通してひたすら幸村が「義の人」であること、義を貫くということはああいう最期を迎えざるをえないのだということをこれでもかと突きつけられてですね。愚かと言ってしまうこともできるけど、ただ哀しく、その生きざまに「天晴だった」と目を伏せるしかないみたいな気持ちでした。人の身だからこそ美しいんだけど、人の身には厳しすぎる生き方。

うん…素晴らしいシナリオだった…。素晴らしい真田幸村でした…。(力尽きた)

あ、夏の陣で槍振るうCGかっこよかったですよね!冒頭で見たスチルの差分なのに、なぜか幸村が一回り大きくなったようにかんじて鳥肌が立ちました。

あとスマホで写真撮って見せたら信幸兄上といっしょに「偵察にいいね」「敵将の人相書き回すのにもいいですよ」って楽しそうにしてるの笑った。なんでもかんでも軍事転用しやがって、秀信を見習ってくれ。

 

八葉以外のキャラ(思いついた人だけ)

石田三成(天野三鶴)

兼続ルート中盤で「あ~この人が三鶴なんだな~。五月ルートで正体バレだろうなー」とか思ってたらいきなり凄惨な死に方してびっくりした。五月ルート以外ではすべて死んでいるのがすごい。

五月ルートでようやく助けたと思ったら、さりげなく鱗をむしってて爆笑した。さすが現代人が佐吉になって三成になっただけある。いい性格をしたお兄さんでした。

筒見屋つばき

妹が目立ちがちだけどめちゃんこ有能だった人。あまりに仕事ができる。阿国ルートで阿国に細川家行きをうなずかせるシーンはやり手の営業だった。形成が悪いと思ったら神子から落としに来たし、「得意先からの依頼なので断られると困っちゃうんです…」って最後の一押ししたのとか怖かった。

筒見屋あやめ

かわいかった。どんなときでもけなげに世話をやいてくれるので心の安定が保たれる

織田秀信

帰る場所になってくれてありがとう~!岐阜城の安心感よ。

カピタン

同情の余地がない悪だった。大和ルートで言った「邪道を行ったら、偶然別の邪道にぶつかった」ってセリフが大好きなのでいつか使ってみたい。

ターラ

見た目と声が好き。肉感的なお姉さん最高。しつこいくらいの食い下がりが特徴的だったけど、そもそも八つ当たりだからゴールも撤退ラインもないんだよね…。

平島義近

遙か7の世界に深みを与えた功労者。足利のこととか一ミリも考えてなかったよ…。阿国に放った「おかわいそうな光秀殿」の言い方がすごい良かった。

結城喜太郎

ぜったい悪い奴だと思ったら真人間だった。ある意味遙か7で一番のびっくりポイント。あの立ち絵であの声で真人間って限りなくトリックの類でしょ。

大団円ルートやりながら、「ここで真のラスボスとして結城喜太郎が出るかもしれない…」って警戒してたくらいにはうさんくさかったよ。ごめんね。

 

 

感想は以上です!あ~楽しかった!いいゲームでした…。ありがとうルビーパーティ…。

 

プレイ中のつぶやきが見たいという暇を持て余した方は以下のmin.tをどうぞ。

 

min.togetter.com

 

 

*1:ジャガイモ警察:中世ヨーロッパ風ファンタジー作品等でジャガイモが登場すると「考証がなっていない」と文句をつける人々。気持ちはわからんでもない